Ptengine 公式インフルエンサー | インタビュー山下様

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社会人としてのキャリアは、北海道の写真館のカメラマンから始まりました。
そこから様々な業界・職種を転々とし、Yahoo!JAPAN、アパレル企業のマーケティング支援会社、サイト制作会社などを経て、Saltydog株式会社を設立しました。

会社員時代は東京で働いていたのですが、満員電車にどうしても慣れることができず愛媛に移住し、今はサイト制作5割・広告運用3割・教育業2割という割合で事業を行っています。

何年も前にクライアント様から「このツール、便利そうなんだけど使い方が分からないから教えてほしい」というお声をいただいて知りました。

当時の僕はGoogle Analyticsを使って滞在時間や直帰率、スクロール割合などを計測していたのですが、それが直感的なビジュアルで確認できることに衝撃を受けました。
しかし、その頃は相性の良いクライアント様も少なかったので、「機会があれば使いたい」ぐらいに思っていました。

最近になって、デイトラの初芝さんという方がPtengineについてツイートしており、改めて興味を持ちました。

自分でデータを確認する際にも、クライアント様にご共有する際にも、データが視覚的に分かりやすい点です。

「アクセス解析」という言葉自体は知っていても、その重要性を理解している方はあまり多くない印象があります。
「集客すれば売れる」という発想から抜け出せず、サイトの改善を怠ると、穴の空いたバケツに水を貯めている状態になってしまい、ROI（投資に対しての利益）がなかなか上がりません。

そんなとき、Google Analyticsを見せて「このページが良くない」「ここの数字に改善余地がある」という話をしても、伝わりづらいのが実情です。
しかし、Ptnengineのダッシュボードやヒートマップをお見せすれば、すぐに「なるほど」と納得していただけるのです。

広告運用の代理業は、クライアント様の納得感が非常に重要です。

どんなに良い仮説を持っていても、その確からしさを証明できなければ施策を実行することはできません。

Ptengineを用いることで、仮説の裏付けとなる根拠が分かりやすく提示でき、クライアント様にもスムーズにご納得いただいたうえで、スピード感のある施策実行ができています。

ちょうど、アクセス解析を活用すれば大きな改善が見込めそうなクライアント様がいらっしゃったので、導入させていただきました。

年賀状メーカーさんの広告運用を担当していたのですが、サイト内のユーザーの行動から「どんなコンテンツを求めているのか」「どんなところに疑問を感じているのか」といったユーザー心理が手に取るように分かりました。
そのユーザー心理に基づいた仮説に基づき、広告出稿先の媒体や、そこで運用するクリエイティブを変更していきました。

結果的に、前年の売上を早々に上回ることができています。
昨年はCPAばかりを意識したせいで媒体を広げることができなかったのですが、サイト内での行動まで分析することで「ではLINEでも出稿してみようか」という流れも作ることができました。

マーケティングに「絶対」はなく、常に仮説思考が求められます。
Ptengineを使うと、この仮説に対して確信を持てるようになり、チームの目線合わせや予算配分の決定に役立っています。

広告運用だけでCPAやCACを半分にすることはとても難しいのですが、サイトの体験改善を同時に行えば実現可能性がぐっと上がります。CVRが2倍になれば無理にCACを引き下げる必要もありません。
広告運用者が「広告運用だけできればいい」という時代はもう終わっていて、これからは「広告での接触からサイトでの体験までを全体最適していく」視点を持たなければいけないと思います。

一方で、デザイナーも「見た目を整える」だけが仕事ではなく、マーケターと同じ目線で全体最適を語れなければいけません。

Ptengineは、そんなマーケターとデザイナーの議論の土台になるツールです。

Ptengineの啓蒙を通じて、デザイナーのマーケティングスキルの向上と、マーケターのデザインスキル向上に貢献していきたいです。