ヒートマップ上に表示されている横線は、スクロール到達率と言い、ユーザーがファーストビューとして見る画面の最下部のラインを100%として計測しています。特に流入数を重視しているサイトは、スクロール到達率を改善することでコンバージョン数に影響が出る可能性が大きく、スクロール到達率の改善に取り組むことをお勧めします。
チェックポイントとして、(1)ファーストビュー直下(100%に続く2本目の線)のスクロール到達率が大きく低下していないか、(2)スクロール到達率が低いエリアに重要な情報が置かれていないか、(3)急激に数値が下がるところはないかを確認してみましょう。
改善点が見つかれば、タグライン等の文言変更やユーザーの関心が高い情報を目立つ位置に移動しましょう。また、ヒートマップのデータだけでなく、その他のアクセスデータや顧客の声などの定性・定量情報を活かして施策を考えると効果的です。